プノンペンの韓国人ママが羨むフーミーフン(ホーチミン7区)

សួស្តីスオスダイ!Nancyです。

新しい友人、韓国人ママ友のAさん。私が以前サイゴン(ホーチミン)に住んでいたことを話すと急に話に乗ってきました。

Aさん、「私の夢の場所なのよ、フーミーフン」

「カカオトーク(Lineみたいな韓国のチャットアプリ)にフーミーフンのグループがあって、それを覗くとありとあらゆるものがフーミーフンで揃う、って書いてある。おしゃれカフェも美味しいパン屋も、子供の習い事もたくさんあるらしいし、韓国料理のレベルも高いらしいのよね」

「ホーチミンはロッテマートもあるのよね。ホーチミンが羨ましい」

なるほど、韓国人にとってのフーミーフンは、日本人にとってのバンコクのような感じなのだろうな。確かに、フーミーフンのスカイガーデンのあたりはハングルの看板が非常に多く、そして新大久保のようなイメージとは少し異なった、洗練されたコリアンタウンです。ベトナムの公立学校の学区で、フーミーフンは学力が高いエリアだとも聞いたことがあります。

Aさん「昔、ホーチミンに行った時にコリアンタウンに行ってみたけど、多分フーミーフンではないところだった。イメージと違ったな」

あっそれは…昔のコリアンタウン(タンビン区)かも?最初に出来たコリアンタウンは、空港の近くでした。

①が昔のコリアンタウンですね。タンソンニャット国際空港の南です。

昔ながらの韓国食材店、韓国料理店、韓医学の薬屋さんが点在していたのを思い出します。

そういえば、数年前の人文大学のクラスメートで、クラスで一番ベトナム語が上手だった10代の韓国人学生Yくんは、このタンビン区の方のコリアンタウンに住んでいると言っていました。

さて、「ホーチミン市で一番大きなコリアンタウンはどこ?」という記事を発見。

Where is the largest Korea Town in HCM City?

The first Korea Town in HCMC began forming in Tan Binh District, which includes vibrant streets of K300 (Ward No. 12), Tan Son Hoa (Ward No. 2) and Super Bowl (Ward No.4). However more and more Korean have moved to Phu My Hung in District 7 in recent years, making it the largest Korea Town in the city with an estimated population of up to 20,000.

https://blog.hoozing.com/the-largest-korea-town-in-hcm-city/

ホーチミン市で一番大きなコリアンタウンはどこ?

ホーチミン市に最初に出来たコリアンタウンは、活気のあるK300通り、タンソンホア、スーパーボウルを中心とするタンビン区でした。しかし近年、韓国人は7区のフーミーフンにどんどん移り住み、フーミーフンは2万人近い韓国人が暮らすホーチミン市最大のコリアンタウンとなっています。(拙訳)

②の方のコリアンタウン、Aさん憧れのフーミーフンは実際はこんな感じです。

↓ロッテマート向かいにある高層マンション

↓チェーンのコーヒーショップ、Highlands Coffeeですが、フーミーフンの店舗は開放的

↓おしゃれな友人が教えてくれた韓国系カフェ。コールドプレスジュースとアボカドコーヒーが美味しい

↓シンガポール系ショッピングセンター、Vivo City

Aさんによると 「ソウル市フーミーフン区って言われているのよ(笑)」

Koreans living in Saigon-P1:Little Korea

↑この記事には、ビジネスの激しすぎる競争のため、成功者のエリアと言われるソウル市江南区を離れてフーミーフンに移住した家族の話があります。また、フーミーフンではベトナム語も英語も必要ではなく、生活は全て韓国語だけで完結するとも書いてあります。

積極的に外国の人とコミュニケーションするのが好きなAさん、もしかするとフーミーフンよりボンケンコンの方が楽しいかもしれません…!

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ハッピーバースディ!(カンボジアで手に入る材料で24人分のカップケーキを作るミッション)

សួស្តី! スオスダイ!Nancyです。

息子の誕生日を控えたある日、「誕生日はママの作ったカップケーキでクラスでみんなでお祝いしたい。今まで日本でもベトナムでもママがケーキを焼いたことはなかった」との息子の言葉に、そんなことを言ってくれる年齢もそろそろ終わると気づき…

そしてカップケーキを焼いた経験もないことに気づき(笑)、

誕生日1週間前、とりあえずGoogleで 「カップケーキ 簡単」で検索、ホットケーキミックスでカップケーキを焼く練習をしました。

息子 「美味しいけどホットケーキと同じ味」 (確かにそうだ)

↓次は家にあったパン用強力粉とベーキングソーダ、ココアパウダーで。

↓見た目すごいことになっていますが(さらに焼け具合をチェックするための串がなく箸を使ったために大きい穴が)上がサクサクでした。少しベーキングソーダが苦い感じに。

オーブンはガスの大型のものです。Sanyoですがタイ向けらしい。タイ語で説明が書いてあります。比較的涼しい12月なのにこれを使うと汗だくになるので、4月頃は使えないなぁ。

このオーブンは庫内が広いからか失敗しないので、調子に乗って、小学校のチャリティーイベント用クッキーも焼いてみました。

↓プレーンなアイスボックスクッキーの生地に、リプトンのティーバッグを破いた中身をそのまま入れた、紅茶クッキーです。

↓おーサクサクしてる!美味しい!ベトナムで使っていたオーブントースターと焼き上がりが全然違います。

材料や作り方、腕というより、必要なものは道具かー。

さて、息子の誕生日の前日。2回目のカップケーキより少し柔らかめに作るために、インターネットで検索し、薄力粉・バターとベーキングソーダを使った高評価のレシピに決めました。

改めて25個(一つ味見用)、半分をプレーン、半分をココア味にして焼きました。

美味しそう!

↓ココア味

さて、ここで味見をしてみました。

「あああああ!!!」

日本のレシピだったため、砂糖控えめで甘みが足りない!!カンボジアの子も西洋圏の子もこれは「味がない」と言いそうだ…!

午後いっぱい使って作ったのに…

↓夜9時ですが、そんな時の救世主、イオン様に行きます(夜10時まで)

クリスマスの飾り付け中でした。水祭りが終わったしね。真夏のクリスマスもこれで6回目。

そして粉糖を買って、家に帰ってブレンダーで卵白と無理やり混ぜて、初めてアイシングを作ってみました。

↓何とか形に。味見する余分なカップケーキもありません(夜10:30)

↓朝になりました。カップケーキを運ぶ箱が足りないことに気づきます。

↓イオンで箱を追加購入

↓間に合ったー。24個できました。カップとタグはセットでした。イオンの近くのMi-A(セリア系1.9ドルショップ)で。

さて、担任の先生  「12月には2人、誕生日の人がいるね。〇〇(息子)は今日が誕生日だよ。〇〇のママがケーキを焼いてくれました。〇〇、ケーキ作る時にママのお手伝いした?味見だけ?(笑)みんな、作ってくれたママにお礼を言おうね」

みんな「〇〇のママ、ありがとう!!」

♪ ハッピーバースデートゥーユー ♪

ちょっと感動。そして間に合ったー(涙)よかったー。

来年はカップケーキ買ってこよう!

 

(題名に「カンボジアで手に入る材料で…」と書きましたが、プノンペンのイオンで製菓材料もカップも箱も何でも売っています。Super Duperに行けばアメリカなどの外国製品もあります。その辺りはサイゴンよりずっと便利です)

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クメール語レッスン 6回目(復習 & 1〜10の数字)

សួស្តី! スオスダイ!Nancyです。

シェムリアップ旅行で前回のレッスンから間が空いたので、今回は復習として、今まで習った単語を子音と母音、サインに分解して発音を理解しました。

នេះ(ニッ)は「これ」という意味ですが、この前コカコーラの広告に大きく書かれていて読めたのが嬉しかったです!

クメール語は表音文字ですが、例外もあったりします。あまり気にせずに、T先生にiPhoneのボイスメモで録音してもらった音声を聞きながら同じように発音して書く練習をしています。

 

分解後半。発音は子音→母音の順番なのに、表記は母音が子音の左についたり、下についたりするのは今でも新鮮です。新しい言葉を勉強するのは、新しい世界が開かれるってことなのだなー。

 

さて、数字。ムイ、ピー、バイ…

クメール語の1とベトナム語の10(ムイ)、クメール語の3とベトナム語の7(バイ)、クメール語とベトナム語の4(ボン)は発音がほとんど同じで混乱します。

ប្រាំ(プラム、5)はコンピュータのフォントと手書きの文字が違うそうで、驚きでした。

日本語もそういえば明朝体などは手書きとかなり違いますね。

 

こういうのがだいぶ文字に見えて来ています!

ហាមចត 「駐車禁止」かな?あってる?

これを調べるために、先ほどグーグル翻訳を開いたら、まさに今日インターフェィスが変更されていました。

クメール語の手書き文字が認識できます(以前も出来たのかもしれませんが、気づきませんでした)。これは便利。

 

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2回目のアンコール遺跡訪問で気をつけたこと!そして1回目には気づかなかった面白い壁画と壮大な夕焼け。

スオスダイ!Nancyです。
シェムリアップ&アンコールワットにまた行って来ました!まだベトナムに住んでいた2月にテト(旧正月)の休暇で行き、今回は2回目です。前回の経験から学んだことは、

  1. 遺跡回りは1日1か所がベスト。多くても2か所まで
  2. 非常に暑い10:00am〜3:00pmを避け、その前後に回る(カンボジア人でも猛暑と脱水で倒れたという話を聞きました)
  3. 日よけ、水分補給をしっかりと
  4. 3に関連して、トイレの場所をトゥクトゥクの運転手に確認しておく(一度遺跡に入ってしまうと、トイレはほぼない)

ということでした。

もちろんアンコールワットも良かったですが、今回は歴史マニアの父がバイヨンの外壁が面白いというのでそちらを。

↓バイヨンといえばこの静かな四面仏が有名ですが、

↓あるいは、正面(東口)のアプサラが有名ですが(素敵!!)

父お勧めの、第一回廊南面外側のレリーフが面白いことに気づきました。

前回は行かなかったなぁ。

これ、クメール軍(現カンボジア)とチャンパ軍(現ベトナム中部)の戦い、水上戦闘なのです。

12世紀末、ということは800年程度前に既に、レリーフに描かれるくらいの大きな戦いが二国間であったわけで、それは近代史も相まって両国間の国民感情に繋がっているわけだな…と、両方の国に住んだ私は複雑な気持ち。

戦い前の準備や、日常生活も描かれていて興味深いです。

木の描写が可愛い。

そういえば、プノンペンの会社やお店のロゴに、こういった木のモチーフが使われています。オリジナルはこれかー。

この壁画は大人気で常に世界の観光客がいました。

そして、アンコールの昼は休むという鉄則を守り、夕方4:30に改めてホテルを出ました。

アンコールワット東部にある「スラスラン」のため池からの夕日。

手前にいるのが人でも猫でも犬でも車でもトゥクトゥクでも、絵はがきみたいになります。

牛も歩いていましたよ。

日が落ちた後も、30分〜1時間は空が真っ赤に燃えるようでした。
壮大です。
電線も何もなく、空が広い!!

プノンペンと全く違う。プノンペンは何だかんだいって都会だな。

はあ〜綺麗です。

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クメール語レッスン 5回目(子音と母音をパズルのように組み合わせる)

スオスダイ!Nancyです。クメール語備忘録になりつつあります…

今回は母音記号の残りでした。母音だけ見ると訳がわからないのですが(しかもO子音に付くと発音が変わるというややこしさ)

そんな時は表にしてみる↓ A子音とO子音に対応する二つの母音があるというよりも、A子音+母音が基本であり、O子音は特別に母音の音が変わってしまった、というような感じらしいです。

O子音に青のマーカーを引いてみます。

↓単語分解。子音+母音記号に分けます。こちらも青のマーカーはO子音。この作業(?)を始めてから街の看板が身近になりました!!信号待ちで店の看板などの単語分解をしてしまいます。

↓プノンペンの有名な大通りをクメール語で書いてもらい、音声も先生に吹き込んでもらいました。ベトナム時代に自宅の通りの発音が通じず、タクシーに乗ったのに家に帰れない、ということがあったので。Grabもある今では笑い話ですが…

↓これもSpeaterアプリで0.5倍速で通り名ごとにリピートして、家事の合間に聞きます。

↓こういうのが文字に見えて来て嬉しい。

ងាយ
みたいな感じかな…?その次の文字がわからず。
デザインされたクメール文字はくるくる丸めるところやグニョグニョした部分がまっすぐになっているので判別が難しいな。おしゃれクメール語フォントは外国人には難解だ。

Smartのこっちの広告の方がフォントがわかりやすいです。

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クメール語 個人レッスン 4回目(母音が23個もあるよ)

スオスダイ!Nancyです。レッスン内容を忘れないうちに備忘録としてブログに書いておきます!

クメール語レッスン、今回は母音記号でした。クメール語の文字は子音文字+(脚文字)+母音記号で成り立っています。これを初めて聞いた時には訳がわかりませんでしたが、毎日子音文字をノートに書き、次の週には毎日脚文字をノートに書き、今週は母音記号を毎日ノートに書く、ということを続けているうちに、自然と文字の構成がわかって来るようになりました。

母音記号は子音なしで書くと、なんじゃこりゃです。そして母音は23個もある!!

(日本語は5個だよ!)と言いたくなるのを堪えて、あまり考えずに最初の11個を練習。二重母音が多いですね。

母音記号を子音のコーと組み合わせてみます。

កា កិ កី កឹ កឺ កុ កូ កួ កើ កៀ

(下段の右から二番目、キーボードで見つけられず)

まあ、母音が多いとはいえ、ベトナム語の 「母音11個(確か…)×6声調=66種類」 、あの発狂しそうな発音練習に比べたらなんてことはないです。そういえば人文大学ベトナム語コースで、私はコースの途中で編入し、1クラス3人だったので人数少ないなーと思ったのですが、既に発音練習で5人が脱落した後だったそうです…

↓「Grab」「50%」以外も文字に見えて来るのが嬉しい。内容はわからないですが。当たり前ですが習った文字が全部使われています。わーい。

前回の宿題、脚文字に関してちょっとアドバイスを受けました。(字があまりに多いのでぼかし。笑)

↑「チョー」と↓「ポー」の脚文字は微妙に違うんだとか。↑は最後が突き出るのだそう。

新しい単語

1. នេះニッ(これ)

2. នោះヌッ(あれ)

3. សៀវភៅシアゥパウ(本)

4. កាសែតカーサエッ(新聞)

5. ទស្សនាវដ្តីトゥサナヴォダイ(雑誌)

6. ប៊ិចベッ(ボールペン)

7. ខ្មៅដៃカマウダイ(鉛筆)

上のクメール語の単語をコピーしてGoogle翻訳に入れると発音が聞けます。やってみてください!

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【アンコールワットに行く前に予習】 究極の女性の美しさ!(デヴァタ・アプサラの巻)

スオスダイ!Nancyです。本日は祝日「パリ和平協定(内戦が終結した)の日」でした。

ベトナムに住んでいた時に初めてカンボジアに旅行で来て、衝撃を受けたのがアプサラダンス。(デヴァタとアプサラは同じ意味なんだそうです)ゆったりとした伝統音楽に合わせた優雅な手や足の動き。初めて観たのがSovannaphum Arts Association & Art Galleryの半屋外シアターだったのがまた良かったのかもしれません。

こちらはSovannaphum Arts Associationが元々お得意の影絵とアプサラダンスを組み合わせたもの。これも素晴らしいです。

この後も3度ほどSovannaphum Arts Associationを訪れたのですが、アプサラダンスを観ることができたのは2015年のこの一回きりでした。

こちらはシェムリアップで観た時の写真です。

これはプノンペンの国立博物館のシアター。舞台上部に英語で解説があり、「クメールルージュ時代にダンサーの9割以上が殺されました」と書いてあって衝撃を受けたのを覚えています。

国立博物館のアプサラダンスの舞台の案内。

イオンの写真館でもアプサラの衣装は人気です。結婚写真でも必ず撮るそうです。

さて、日本語フリーペーパーのKromaの「美しき花のように。天女アプサラの物語」によると、

アンコールワットの壁画に刻まれる「乳海攪拌」。霊薬アムリタを手に入れるため、神々とアスラが大海をかき混ぜた天地創造の物語。やがて海は乳海となり、生まれ出ずるは天女アプサラ。煌びやかな踊りで魅了する女神の舞は、やがて古典舞踊の花となり、国を代表する舞台芸術となった。「アプサラ」を鍵に紐解く、麗しきカンボジア古典舞踊の世界へ。

とありました。先に彫刻があり、そこから舞踊が生まれたということなのかな。アンコールワットの写真を掘り起こして観ます。

こちら乳海攪拌(The Churning of the Ocean of Milk)。中央にヴィシュヌ神、ナーガを左右で綱引きのように引っ張ります。空にはアプサラが。この写真は見にくい!写真をきっちり撮るには訪れる時間帯が重要とわかりました。

第二回廊のアプサラ。至る所にいらっしゃるので一つ一つをじっくり見れないんですが、どの人が一番綺麗かと考えながら観ると面白い。夫や息子とでも好みが違ったりして。

こちらはバイヨンの入り口のアプサラ。

巨木とアプサラの対比に心奪われます。

そしてタ・プロムのアプサラ。タ・プロムはかなり破壊が進んでいて、壊れた遺跡の片隅にふっとアプサラが現れます。

アンコール美術を知るのには下の二冊がおすすめです。「東南アジアの美術」は美術学者で自らも彫刻家だったフィリップ・ローソン氏の著書の翻訳。
“Forcusing on the Angkor Temples” はアンコールワットのガイドブックでは私の知る限りで一番詳しいものです。プノンペンの国立博物館で買いました。これは写真がとても綺麗!!

「東南アジアの美術」は10年以上前に買いましたが、今までバリとチャンパの部分しか読んでいなかったです…。アンコール期の部分を読み始めたら、チャンパの7、8倍のボリュームがありました。

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クメール語 個人レッスン 3回目(かわいい脚文字を習う)

スオスダイ!Nancyです。今日習ったところは、子音+子音になった場合の二つ目の子音を表す、「脚文字」。これ私は先に教科書で 「あしもじ」 と頭の中で読んでいましたが 「きゃくもじ」 だそうです。

多くの場合は、一つ目の子音の下に、同じ形を付けたもの。子供みたいでかわいいです。

(ニョー)の脚文字がかわいいです。

この文字は習う前に最初に覚えた文字で、プノンペンでよく見かける日本語フリーペーパー「NyoNyumのロゴにញញឹមとデザインされているのを見て 「にょ」 と知りました。

さて次は 「特別な文字」 。これは読むだけで書ける必要はないとのこと(書いてみましたが…)

本日も宿題しました。子音文字全部を復習。

単語や文章も書いてみましたが、クメール語って音節や単語の切れ目でスペースを入れないのですね。どうやって「ここまで主語」「ここは名詞」などと認識するんだろう?これは外国人にとって文章を読むのにとてつもなく時間がかかるのでは?

A子音とO子音の区別は母音が付くと重要になるそうなので、マーカーで印を付けます。昨日お話したプノンペン生活の先輩によると、クメール語を習い始めた時に有気音や無気音などの発音を中途半端にすると、後々 「通じるけど笑われる」 クメール語になってしまうとか。ベトナム語の場合は 「通じない」 悩みがあったけど、「通じるけど笑われる」 のも大変だなあ。

Speaterアプリを使ってシャドウイングしながら子音を書いていきました。

アルファベットでない文字を練習するのは暗号を解読するみたいでちょっとワクワクします。韓国語を習っていた時もそうだったなぁ。クメール語の方が文字を描く時の満足感が強いです(そして「書く」でなく「描く」という表現がぴったり)。文字に歴史があるからですかね。

博物館で見るアンコール期の石碑(1000年前くらい?)の文字が、今のクメール語の文字に共通する部分があるので驚きます(考えてみれば日本語もそうですが…)文字を書くだけで何か満たされた感じがする外国語はクメール語が初めてです。文字セラピー。

 

ちょっと国立博物館の写真を載せてみました。

右が国立博物館、左が王宮、向こうに見えるのは7マカラあたりの街並みかな。

 

クメール語、完全に趣味ですがハマっています。ベトナムの食の楽しみの代わりに、カンボジアで美術・建築と言語の楽しみがやってきた感じです。残念ながら食べ物はベトナムの方が美味しい!

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クメール語 個人レッスン 2回目(発音の習い方のコツを掴んだ気がする)

スオスダイ! Nancyです。クメール語レッスン、今回は子音の残りの13文字。

子音は「A子音」と「O子音」に分けられるのですが(先生によると「R子音」と「O子音」)これが今まで意味がよく分からなかったのです。しかしSpeaterで徹底的にリピートしてシャドウイングしていくと、この微妙な違いが聞き分けられるようになってきました。A子音は日本語のアでなくumbrellaのu(ア)のような音を長く出す、O子音は日本語のオに近いです。まだ自分で発音することは出来ていないのですが…

下段の左から二番目は、「ロー」 Rですね。巻きます。ドイツ語で巻き舌練習した甲斐がありました。

↓カンボジア通貨、リエルの記号はこの文字にに横線です


↑すごいの出て来ました。これも「ロー」、LのA子音です。下〜右のwみたいな文字は 「脚」 なんだそうです。


↑これは「オー」、子音文字の位置付けですが、子音の発音はないという。

さて、ベトナム語、クメール語と発音が難しい言語を現地で習ってみて、今気が付いたことは

  • 発音のレッスン前に、日本語で書いてある教科書で理論を予習しておくと楽!!

という当たり前といえば当たり前のことです。発音はネイティブに習った方がいいのはその通りなんですが、「この文字がどういう発音記号で、口はこんな形でこれを気をつける」というようなことは(むしろネイティブなので)教えてくれません。理屈をある程度頭に入れておくと、いきなりレッスンを受けて撃沈する(←ベトナム語の初回レッスンにて。その後復活)リスクが減ります。

今回は文字を描く練習をする時に、Speaterアプリで音をリピートしながら何度も書くという方法にしました。

Speaterアプリの設定は、0.5倍速(アプリ左下の赤丸)で、一文字ずつリピート(アプリ中央の赤丸)です。

*Speaterは英語学習にもいいです!ベトナム語学習でも重宝しました!
iPhoneアプリ「Speater」で英語リスニングの学習効率が2倍になる!|赤おにブログ
教材が少ない南部ベトナム語、どうやって自習するか(2017年1月の記事です)

さて、今日の新しい単語たちは、

ខ្ញុំ

クニョム(私)

អ្នក

ニェッ(あなた)

បុគ្គលិកក្រុមហ៊ុន

ボックロッ クロムホン(会社員)

គ្រូបង្រៀន

クルーボングリエン(教師)

ប្រទេសជប៉ុន

プロテー ジョポン(日本)

ប្រទេសកម្ពុជា

プロテー カンブジーア(カンボジア)

文章を見た時に子音と母音の違いがだいたい分かるようになって、ちょっと楽しいです。

読めるまでにはまだ時間がかかりそう。

 

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クメール文字が、ごにょごにょでなく文字として見えてくる感動の瞬間。

スオスダイ!Nancyです。前回のクメール語レッスンの後、プチュンバン(クメールお盆)の連休があり、レッスンはしばしお休みでした。が、その間の宿題として習った子音(20字)をノートいっぱいに書きました。

うーんぎこちない!最初はお手本を見て、見よう見まねでゆっくりと書いていたのですが、そのうち突然、文字に見える瞬間が来ました!

これ。カンボジアでは有名なペットボトルの水。ベトナムのLa Vieのような存在でどこでも売っています。
このごにょごにょ、もしかして…

វី តា ល់?

វ=v

ី=əi

ត=t

ា=a

ល=l

おお、Vital!!読めたー!

(ល់ この文字の上の縦棒がちょっとわかりませんが…しかしこの縦棒も水滴としてデザインの一部になっています)

英語表記でもiの点が水滴のデザインになっていました。

あーこんな風にクメール文字は書かれているんだ…

ゼロから話せるカンボジア語によると、クメール文字はこうやって出来ているそうです。

これ、私には衝撃だったんですが、クメール語の文字の構造はまず

1. 子音を真ん中に書き、

2. 脚文字(二つ目の子音のこと。もしあれば)を1の左右か下に書き、

3. 母音を1.2の左右か上に書きます

左から右へ、子音+母音、と表記する以外の方法があるなんて。もう、全く新しい世界です。

母音は独立していないので、子音にくっつくしかなく、母音 「記号」と呼ばれています。文字ですらない!子音が重要なんですね。この薄い丸の部分が子音なんですが、子音を取り囲むように母音記号をくっつけます。

Macでクメール語を打つため、キーボードビューワーを出してみました。

赤く囲んだ部分、「これは読めるわ!1から9と0の数字だ!」と感動したのですが、それもそのはず、実際のキーボードでも数字の場所でした。逆にいうと、クメール数字を読めるようにするためにキーボードビューワーを出してもいいかもしれません。

これは ៥០០=500リエルです。

お札もクメール数字で書かれているので、その確認などにいいかもしれません。(アラビア数字でも書かれていますが)

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